文化部通信Vol.30
★晩秋総踊り大会★
9月22日、学働館・関生で関西の本流音頭会派が結集して晩秋総踊り大会を開催しました。近隣の方や踊り子など総勢120名が参加。大勢の踊り子が一堂に会し会場はもの凄い熱気につつまれました。
今回は、井筒家会、二代目国分家会、月乃家会、宝龍会、大和家会、浮連家会の方たちが参加していただきました。
浮連家会の桜川恵美丸さんは津軽三味線のプロ。江州音頭も取る有名な方で会場は大盛りあがり。昨年盆踊り大会を開催したときに参加された方を始め、ホームページを見て参加された若い女性など年齢層も幅広く、大人から子どもさんまで2時間ほど盆踊り大会を楽しんでいただきました。
★盆踊りとは一体?★
諸説ありますが、盆踊りはお盆にかえってきた祖霊を慰める霊鎮め(たましずめ)の行事。念仏踊り(自分で念仏を唱えながら踊る)から踊り念仏(念仏を唱える人と踊る人)に発展した民族芸能が盂蘭盆(うらぼん。お盆のこと)と結びつき、精霊を慰め送り出すための行事になりました。旧暦7月15日の晩に盆踊りをし、16日に精霊送りをするものだという説もあります。徳島県の阿波踊りや沖縄県のエイサーも盆踊りとされているようです。
盆踊りは、古くから日本に伝わる伝統的な文化です。文化部は、来年も開催できるように取り組んでいきたいと思います。
【 くさり10月号より 】